写真を撮る理由は、必ずしもイベントや記念日だけではありません。【今の姿を残しておきたい】という気持ちが写真を撮る大切な動機になることがあります。

写真は想いをつなぐ橋のようなもの。
わたしがこれまで撮影のお仕事をしてきた中で(写真を残してよかった)と心から感じられる場面に数多く出会ってきました。
子供さんが習い事、部活動を頑張っている姿(弓道、剣道、バレー、バスケット、サツカー、バレエ、絵画、吹奏楽部(楽器を持ち込まれました)合唱、ピアノの方のコンクール写真などなどこの仕事をしていてよかったと想いながら撮影してます。
特にその中で印象に残っているのはバレエを長年習って今年で辞めることになり記念に撮影することになりました。トウシューズを履くところから1灯のシンプルなライトで撮影を始めました。最後は踊ってる姿を感動しながらシャッターを切りました。
あるときは、お父さんが明日から入院する、息子たちと撮影したいと来店されました。お父様のお顔はとても穏やかで息子さんたちと笑顔で撮影をさせていただきました。
たくさんの優しさの想いが写真に表現されることは何よりのことだと思います。
写真は想いをつなぐ橋のようなもの、カメラは魔法の道具とも言われます。
今日も一人一人の想いを感じ取りながらシャッターが切れたらと思います。

家族の笑顔は、時を超えて残る記憶